2009年01月17日

第三回 結露の優先順位について

結露の仕組みが室温の変化による飽和水量の
変化に関係が有る事は前回お話をいたしました。


空気が冷たくなり飽和水量が小さくなるが、空気中の
水分の量は変化しないので、含みきれなくなり結露と
成っていますが。これは室温が下がる時だけでは有り
ません。室内に冷たいところが有るはずです、ここでは
暖かい空気が冷えて飽和水量が下がっています。
つまり同じ部屋でも暖かいところと冷たい所で飽和水量は
変化しています。コップに冷たい飲み物を入れるとコップの
外部に結露がおこるのは、コップの近くの飽和水量が
小さくなり、水分を含みきれずに、結露に変化して
いるからです。


実は冷たい所ほど、結露をする優先順位が高くなります。グッド(上向き矢印)

夜暖房を切って室温が下がってくると、含み切れない
水分が結露となりますが、優先順位が高いほど結露の
量も多くなります。ダッシュ(走り出すさま)


第四回は 結露対策の落とし穴です
posted by いくちゃん at 19:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 結露の仕組みや対策

2009年01月14日

第二回 飽和水量の変化と結露

空気には水分を含める限界があります
これを飽和水量とします、この飽和水量は温度の変化で
変ります。温かい空気には多くの水分を含めますし
冷たい空気では飽和水量は少なくなります。

温度変化による飽和水量の変化が解ると、
結露の対策に役立ちます
るんるん

分り安く説明すると、例えですので・・・
温かい空気を大きなバケツとします、冷たい空気は
小さなバケツとします。大きなバケツに半分の水が
入っていました、小さなバケツに移しました、水位が
9割まで上がりました。
これを飽和水量に置き換えると温かい空気で湿度50%
でしたが冷たくなると湿度90%になりました。
解ります
exclamation&question

飽和水量と言う器の大きさが変るが、中に含む水分量は
変らないのでこういう現象がおこります。

もっと冷たくなって行くと結露を起こす温度に到達します
これはバケツが小さくなり、あふれたと思うと分り安くなります。

今回は基礎でしたが次回は、応用編です

第三回 結露の優先順位についてです

お楽しみに
わーい(嬉しい顔)
posted by いくちゃん at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 結露の仕組みや対策

2009年01月13日

間違い易い結露の仕組み 第1回

今日、水漏れの相談で伺ったお宅で、「結露に困っているの」ふらふら
相談が有りました。話を聞いてみると結露にかんして勘違い
しているようでした。あせあせ(飛び散る汗)

勘違いし易い結露の仕組みの 第一回として書いてみます。mail to

@結露は暖房が直接的な原因では有りませんひらめき
冬型の結露で一番結露の多いい時間帯は、朝早い明け方です
暖房が原因であれば外気が冷え室内の温度も高い就寝前ですグッド(上向き矢印)
明け方は外気温度は低くいですが、室内温度も下がり温度差
は少ない時間帯です。バッド(下向き矢印)

A結露の仕組みのカギは飽和水量が温度により変化する事です
今日はここまで 第二回は飽和水量の変化と結露です。

お楽しみに
わーい(嬉しい顔)
posted by いくちゃん at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 結露の仕組みや対策